食養生

 
 
 
身体の不調を中から治すため、今年の1月から食養生に取り組んでいます。
(身体の不調につきましてはこちらの日記をお読みくださいませ→近況のご報告
 
 
取り組んでいる内容はざっくり言うと
肉・魚介類・卵・乳製品・砂糖・コーヒー・辛い物(スパイスなど刺激のあるもの)・アルコール
…を摂取しない。という感じです。
 
 
 
私の胃と腸は一般的にみて能力が貧弱のようです。
(もともと貧弱だったのに更に弱くなるような生活をしていた、とも言えます)
 
 
そのことには昔からうすうす気づいていて、いつかは上記のような食事制限をしなければならないこともわかってはいたのですが、これまでどうしても踏み切れずにいました。
 
 
 
一番辞めるのがつらいと思っていたのは砂糖とコーヒーです。
自分の身体には合わないんじゃないかと思いつつも大好きで食べてきたものたちです。
 
 
 
想像してみてください。食養生を始めたら、お菓子を食べられなくなるのです。
この「お菓子王国・帯広」に住みながら、です。
 
 
この帯広、どこへ行くにでも手土産はお菓子と相場は決まっています。
 
 
家に「いただきもののお菓子」がある確率も他の地域より多いのではないでしょうか。
 
 
そんなにも人々の生活に密着しているお菓子…それが食べられないのです。地獄です。
 
 
 
乳製品も新鮮でおいしいものがたくさんあります。
 
生産者さんから直接買える環境があります。
 
ソフトクリームもおいしいお店がたくさんあるのです。でも食べられないのです。
 
 
 
 
私はもともと甘いものが大好きで、スウェーデンではチョコレートを保管するためにそれ専用の家具を作っていたくらいです。
 
そんな私が先述のような食養生に挑戦するなど、清水の舞台から飛び降りるようなものです。
 
 
 
↓ちなみにこれがチョコレートのために作ったキャビネット。
  扉は板チョコを割った形をイメージしています。
chocolate02
 
 
 
↓中を開けると…
  背面のファブリックもチョコレート柄。(自分でプリントしました)
  扉の裏側は板チョコ立てかけ専用スペースです。(扉の反り止めも兼ねている優れパーツ)
chocolate01
 
 
 
 
 
ですがこんな私に決死の覚悟をさせるほど、今回の状況は深刻だったようです。
 
「甘いものを食べられないなんて、私という人格が死んでしまう…」とまで思っていた私でしたが、いざ始めてみたらなんと!!!
 
 
 
 
 ……案外すんなりできたのです。
 
 
 
人間てやればできるんですね。
 
 
 
 
お付き合いやイベントなどでたまに例外の日もありますが
95%は守れていると思います。
 
 
 
 
そんな食生活をはじめて8か月…
最近ようやく、「治っていく環境が整えられはじめたな」と身体の中に感じるようになりました。
 
回復すればこれまで制限していたものも少しずつ食べられるようになります。
 
 
ただ、これから季節は秋。旬の秋刀魚が食べられないのは痛いな~~、と思う今日この頃です。