アトリエキイコの家具展を終えて

 
 
 
昨年末、12月19日(木)~24日(火)まで
JR帯広駅地下の『帯広市民ギャラリー』でアトリエキイコ初の展示会を開催しました。
 
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今日は写真と共にそのご報告をさせていただきます。
 
 
 
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入口入ってすぐのところには、スウェーデンにいた頃制作した家具達を配置しました。
 
 
私の母校、Capellagården をビデオで紹介するスペースも設けました。
 
 
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帽子掛けとウォールシェルフ
 
 
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昨年5月にとかちプラザでの展示でも使ったこのセット、前回は少しあっさりしすぎていたなーという印象だったので
「もっとモリモリ(森々)させたいのですが…」といつもお世話になっているお花の先生に相談したところ
「今の時期なら河川敷で芦とか刈ってきて床に引けばいいわよー!!」と元気いっぱいにアドバイスくれたS先生。
 
 
アドバイス通り、いざ河川敷に行ってみると「あ、あれいいなー!」と思う植物が生息しているのはかなり川に近づかなければならないデンジャラスゾーンでした。
 
 
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この時期の北海道、目の前のデンジャラス坂は凍ってツルツル、川はもちろん冷たそう、おまけにこの日の天気は強風でどうしようかと躊躇しましたが
「でも一度にたくさん捕獲できるのはここしかない!」と足を踏み出すも案の定一歩目で転倒。
 
 
「ぎゃあああああ~~!!」と大人一人、カマを持ったまま尻餅で坂を滑り落ち、植物モリモリゾーンにボフッ!!と追突する形でストップ。
 
 
「ふう~~う。。 あせったーーー。。。」
 
 
 
気を取り直して刈り作業をするも今度は刈った物をもって今降りてきた坂が登れません。
 
しかも刈った物を入れるビニール袋を車の中に置いてきてしまったし… ガーン。。
 
 
何度か挑戦するも、天候は強風。刈った物がどんどん飛ばされていきます。
 
 
「くぅ~、、悔しいけどこれはカマ一本持って登るのがやっとだ! 刈った物は諦めだーー!」
 
 
 
結局、カマ以外何も持たず這い上がり、安全ゾーンに点在する小さな植物を風の中歩いて歩いて刈り集めました。
 
 
 
そんなことで出来上がったこの写真のディスプレイ。。
 
 
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じーー…ん。。 いい思い出です。。。
 
 
 
 
話が脱線しました。本題に戻って…
 
 
 
 
 
スウェーデンにいた頃、近所の教会をイメージして作ったペーパーホルダー
 
 
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同じくスウェーデン時代に制作し、友人の営む美容室に納めた椅子 Caringo 。(デザインは Carl Malmsten と Yngve Ekström )
 
 
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ダイニングテーブルやお盆など、実際にお客様宅で使っていたり自宅用として使っているものも今回は数点展示しました。
(写りこんでいるお盆のデザインはCarl Malmsten 。)
 
 
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なべしき
 
 
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お茶の時間が楽しくなるようにと想いをこめて作ったチョコレートキャビネット。
板チョコを割った形をイメージした扉を開けると、お菓子とお茶の道具入れになっています。
 
 
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スペースがない所でも活躍、奥行の狭いデスク
 
 
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期間中はびっくりするくらい本当にたくさんの方々にお越しいただきました。
 
 
一週間天候にも恵まれ、心配していた搬入と搬出も家族・友人の力を借りてスムーズに行うことができました。
 
 
また、帯広市民ギャラリーオープン以来初の家具の展示会だったということで
予約を入れた時点から楽しみにしてくださっていたギャラリースタッフの皆さま、
この空間を上手に利用してもらいたい…という熱意で丁寧にお気遣いくださったこと、誠に感謝しております。
 
 
今年もまた気持ちを新たに制作活動に励み、
次回は販売もできるような展示会をすることが私の当分の目標です。
 
この度は本当にありがとうございました。
 
 
 
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